1回目鑑賞:「魂のモノ化」に絶望した
前回鑑賞したときは、修士論文の構想の真っ只中。
「観た後、うれしくなった」と述べる授業で出会った学生に対して、
私は、「え、しんどかった....」としか返せなかった。自分が何を感じてて考えているのかもわからなくなっているかなりしんどい状態だったのだろう
だけど、体はほぐれていた。なんだかそのまま家に帰りたくなくなる映画だった。
家に帰りたくない。共犯的な仲間ができた気がした
それでもなお、私の心臓にはざらっと「魂のモノ化」という言葉がひっかかっていた。
2回目鑑賞:「一緒に悪あがきしようよ。」
2回目、もう一度、きちんと私の心が映画をキャッチできる心の状態で受け止めたい。
夏休みが終わり、後期も始まるこの土日は、自分の回復する時間と決めた。
鑑賞後わたしの身体が感じていたのは、ふんわりとした心地よさ。人と人がこころに触れ合うことのやさしさを受け取ることができた。
ソフィーが、真里に手を握って子守唄を歌うシーンには、手の温もりから人と人が真にコミュニケーションをできている気がした。
一緒に社会構造を抗う人々が身近にいることへの希望があった。