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大学生のレポート作成の効率的な進め方【文系】

こんにちは。Ukaです!

大学生は、アルバイトにサークル、資格試験などやりたいこと、やらなければいけないことがたくさんで、常に時間に追われている感覚に陥ってしまう方も多いのではないでしょうか。

わたしも、教職とバイト掛け持ち、サークル、車校などで予定を詰め込み、期末試験対策やレポート作成のバランスを上手くとれなくて悩むことがありました。

ついつい、欲張りになってしまい、自分のキャパ以上のスケジュールで自分を追い込んでしまう悪い癖があります。(笑)

でも、学生は欲張りであっていいはずです!

今回は、「忙しい生活=充実」と勘違いして毎日予定を詰めていた私が、どのようにレポート作成を進めていたかをご紹介します。

レポートとは

レポートとは、客観的かつ論理的な文章のことです。

また、ざっくりいうと、問い(序論)+ 答え(結論)+ 答えを導く議論(本論)で成り立っています。本論の答えを導く議論では、その結論に至った理由を客観的根拠に基づいて書かなければなりません。

実際に、型にするとこんな感じです!

題名

学籍番号 名前

 講義で説明されていたように、〇〇〇の考え方は、△△△だ。
では、■■■は✖✖✖✖なのだろうか。・・・①

 ~~~~~~~~   ・・・②

 以上のように、~~~~~といえる。(~ということが明らかになった。といってもいいだろう。)・・・③

参考文献

①問い(レポート全体の見通し)
②答えを導く議論
③答え(レポート全体のまとめ)

このような流れに沿って良いレポートを作成するには、講義ノートや課題図書を読み、内容を理解し、さらに文献や資料を調べるといった、書き出す前の下準備が必要です。

レポートのポイント

課題条件をCheck・満たす

初回の授業や、講義の途中で、レポートに関する説明を受けると思いますが、その際には、しっかり聞いておくことをおすすめします!

意識して聞いておくこと

  • 課題内容(テーマ)
  • 文字数・ページ
  • 提出期限
  • 提出方法

課題別の対処法

課題文献を読んでテーマについて論ずるタイプのレポート

  • 文献の「はじめに」と「おわりに」を先に読み、全体の概要をつかむ
  • 講義と関連づけて考える

課題文献を読む際には、付箋を貼りながら読むのがおすすめです!

テーマについて調べてまとめるタイプのレポート

  • 概要を知るためには、入門書を読んでみる

もし、どの本を読んでいいのか分からない場合は、教員に聞いてみましょう!

効率よくレポートを進めるためには...?

授業中にレポートのネタになりそうなことをメモしておく

ただ単に講義を聴いているだけだと、眠くなるし、頭に入ってこないことが私は多くありまして...

私は、レジュメやノートに自分が興味を持ったトピックや、疑問に思ったこと、気づきをメモしていました。

そのときには、講義の内容と、自分のメモが判別つくように、ペンの色のルールを決めたり、ノートを分割したり工夫しました。(ちなみに、私は、講義内容が黒重要:赤で線まあまあ重要、概念、用語など:青自分のメモ:緑で書いていました!)

復習する際に、そのメモを見返すことで、自分の興味関心のあるテーマを掘り下げる下調べにすぐに取りかかることができます。

レポートをいくつかのブロックに分けて書く

文系の私は、期末レポートで3000字以上求められことが多かったです。(毎回の授業のリアペは、500字程度)

はじめは、感想やレポートで文を書くことに慣れておらず、ペラッペラの内容で出していました...

例えば、2000字のレポートが要求されている場合、(400~500字を5個)と思えば、心理的な負担も少しは軽減すると思います。

アウトラインを作成する

ここでは、わたしがどのように、レポートに取り組んでいるか、ご紹介しようと思います。

「授業で扱ったテーマから一つ取り上げて、自分なりに論じなさい」というレポート課題が、授業で出されたとします。

流れ

  1. 授業の中で気になったトピックについて調べてみる【下調べ】(広く)
  2. 下調べをしながら、絞って、その点をさらに調べる【下調べ】(狭く)
  3. 調べたことを踏まえて、問い+答えを考える 【問い・答えの設定】
    • 【問い】:〇〇〇は□□□とされている。では、■■■はどうして✖✖✖なのだろうか。
    • 【答え】:~~~~だから。
  4. なぜこの答えになるのかを説明する【本論の流れを考える】

【アウトラインの例】

【出題】 ←授業内容、出題をCHECK!
講義名
「講義でとりあげたテーマのうち一つを取り上げて論述」:〇〇〇について(3/15回)
2000字程度【背景・問い】
〇〇〇は□□□とされている。背景として~~~がある。
では、■■■はどうして✖✖✖なのだろうか。【本論】
1. 〇〇〇における「△△」の定義
~~~~~~(「〇〇〇」pp.32-35) ←参考文献のメモ

〈しかし〉

2. ✖✖の問題がある
〇〇〇〇 →△△が△△△という問題点(「✖✖✖✖」p.103)

〈したがって〉

3. 問題解決
✖✖✖の△△:〇〇〇だから◎◎にしよう (「△△△」pp.56-60)
△△△の必要があるのではないか (「◎◎」pp.210-213)
➡〇〇〇は□□□といわれている。

【結論】
1. 〇〇〇では□□□ため、〇〇〇は✖✖✖になった。
2.〇〇〇は□□□といえる。(考えられる)
3. ✖✖✖が△△△なのかは、今後の課題とする。 ←新たな疑問=「今後の課題」!

まとめ

今回は、計画的にレポートを進める方法をご紹介しました。

正直、労力のかかる作業だなと感じたかたもいらっしゃるのでは?結局、レポート作成には、毎回の授業の予習・授業中・復習の習慣が大事だと思います。(いや、分かっていてもできないとき、モチロンアリマス)

はじめは、正直面倒です。しかし、毎回の授業に臨む流れをつくって、一旦習慣化すると、長い目で見て、結果的に自分が楽なんです。

私、ずぼら人間です。究極の面倒くさがりなので、後回しにすると絶対にわたしはやりたくなくなるって知っています(笑)

究極の面倒くさがり屋さんには、数週間後の自分が楽できるように、そのときそのときに、コツコツ進めておくことが、あっているのかもしれません。

では、また~!

参考文献

『学生による学生のための ダメレポート脱出法 (アカデミック・スキルズ) 』(2014) 慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員 (著)、慶應義塾大学教養研究センター (監修)

  

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